1.大学への留学
専門性のある講義を受けたい方向けの選択肢です。授業だけでなくサークル活動や学園祭など、イベントが多くあるのも特徴的です。日本の大学には大きく「公立大学」と「私立大学」が存在します。公立大学では一般的に授業料が低く、入学に際して広範に一定レベルの学力が求められるのに対し、私立大学は一般的に授業料が高く、学校の難易度に幅があるのが特徴です。また専攻については大きく「文系」と「理系」の二つがありますが、その境界線は厳密ではありません。大学は仕事に直結する専門知識だけを学ぶ場所ではないため、神経質になる必要はありません。しかし日本では転学部が珍しいため、学部の選択は慎重に行ってください。多くは日本語での講義ですが、英語で受けられる講義/学校もあります。
また、現在他国で大学に所属している場合は、4年間ではなく短期間の交換留学を行う制度が学校にある場合もあります。学校により規則や基準が異なるため、きちんと情報収集をする必要があります。併せて奨学金制度も多種多様なので、ここでは一部を参考までに掲載します。
神戸の大学一覧
日本学生支援機構
神戸市の奨学金制度
2.大学院への留学
さらに発展した内容を学習したい方は、大学院への進学も可能です。学部生よりもしっかり勉強や研究をしたい人が多いのが特徴です。研究内容は、専攻そのものよりも研究している教授に左右されることが多いので、学校を探す際はそこまで目を向ける方が良いでしょう。大学院には大きく修士課程と博士課程とがあり、修士課程は2年間、博士課程は5年間が基本です。交換留学よりも長く、学部留学よりも短いという絶妙な手軽さから、日本での修士課程を選ぶ留学生が多いようです。講義は基本的には日本語ですが、一部英語でも行われています。情報元:文部科学省
3.専門学校への留学
N2程度の日本語を習得済みで、日本の文化や技術など、何か特定のことに興味がある方にオススメの選択肢です。入学には高校卒業資格が求められ、生徒の年齢層は比較的低いです。その内容は、日本食やアニメ・マンガなどのアートに関するものから、車や機械産業および医療・介護など広範囲です。大学や大学院よりも実践的な専門知識/技術を身に着けながら日本での生活ができ、卒業後にはそのスキルが仕事に直結するケースが多いのが特徴です。在学期間は2年程度のものが多く、基本的に日本語での講義を日本人と共に学びます。一般財団法人 職業教育・キャリア教育財団
専門学校
kobe study abroad
professional training college in Japan
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