このページの本文へ

日本で働く「リアル」を知ろう

日本で働いてみたい!けれど本当のところ、どんな生活なのだろう・・?と思っている方へ。どれくらい働くの?同僚との関係はどんなもの?といった、日本で働く「リアル」をご紹介いたします!



日々の勤務
多くの日本企業は朝9時くらいに仕事を始めます。実は日本は、電車やバスなどの公共交通機関が事故等で遅れた場合に「遅延証明書」が発行されるほど、時間に関する意識が高い国です。特に社会で働くにあたっては5分前行動が基本とされるなど、時間を守ることは非常に大切です!



お昼休憩は45分~1時間が一般的です。食堂のある会社もありますが、オフィス街であれば周辺でお弁当を販売していることも多くあります。お弁当は500円程度で買うことができるお店も多いので、ぜひ近くにお気に入りのお弁当屋さんを見つけてください。

「仕事」と「プライベート」を分けることが一般的な日本社会において、ランチ時間は職場の同僚との距離を縮めるのには適した機会です。ご飯を食べながら、気軽にお互いのことを知っていくと、よりスムーズに仕事が回るようになるかもしれません。

お昼の時間を除いて1日8時間の労働が基本的なので、18時前後に仕事を終える会社が一般的です。なお、日本では残業をたくさんする!というイメージを持たれている方もいるかもしれません。これに関しては厚生労働省の取り組みである「働き方改革」の後押しもあり、早く帰るために一定の時間で自動的に消灯されたりPC端末の電源が切れたりするような会社も増えてきました。


会社内サークルなど
比較的大きな会社であれば、社内に同好会や部活動を持っていることがあります。仕事を頑張ったあとは、趣味の時間を楽しむのも良いでしょう。社内にこうしたグループがなくても、自分の暮らす地域にコミュニティがあるはずです。もし日本語に不安があったとしても、スポーツやゲームを通じてのコミュニケーションは比較的簡単です。自分にあったコミュニティを探してみてください。

神戸市習い事(スポーツ)(日本語のみ)
神戸総合型地域スポーツクラブ(日本語のみ)



社内イベント
歓迎会や忘年会など、部署や会社全体でのイベントに誘われることがあるかもしれません。
主要なものとしては、春や秋の異動シーズンの「歓送迎会」、年末年始の「忘年会」や「新年会」などがあげられます。大人数で食事やお酒を楽しみながら気軽にコミュニケーションをとるのが目的で、二次会でカラオケに行くことも珍しくありません。

「お酒を飲まない」「歌うのは好きじゃない」など、気が進まないという方もいるかと思いますが、そんな場合でも、まずは参加してみることをオススメします。ランチの時間と同様に、お互いのことを知ることはスムーズな業務にも繋がりますし、こういった場で上司や同僚と話した内容が、業務の中で活かされることも十分にあり得ます。特別なことは求められていません。「和」が重要視される日本社会では、実は参加するだけでも違いが生まれるものです。


社内の福利厚生や税金など
有給休暇やスキルアップのための資格・講座の費用補助などの目立つ福利厚生だけでなく、冠婚葬祭に関連する慶弔見舞金や休暇など、ひっそりと存在する福利厚生もあります。積極的に動くことで受けられるサポートもありますので、何か疑問や困ったことがある際は、まず周囲の人に聞いてみることをオススメします。

また、企業に勤めている場合であれば、税金や健康保険料等は企業側が調整を担当します。所得税や住民税、健康保険料などは月のお給料から自動的に天引きされるのが一般的です。しかし中には、用途や理由の分からない項目が給与明細に書かれていることもあるかと思います。そんな時は、先輩や専門家に相談してみましょう。
兵庫労働局

その他、困ったことや悩みごとなどは、相談窓口を活用されることをオススメします。
神戸市相談窓口


神戸市のNotebookでも、日本や神戸での生活において役立つ情報を定期的に発信しておりますので、ぜひ参考にしてくださいね!