実は、英語のみが話せる状態で日本に留学し、学位を取得することができます。今回は、神戸における英語プロフラムを設けている3つの大学と大学院を紹介します。どんな学科があるか、一緒に見ていきましょう!
1.兵庫県立大学:国際商経学部・グローバルビジネスコース
国際商系学部は2019年に設立された学部です。その中で、グローバルビジネスコースは唯一英語で経済学の学位を取得できるコースです。定員数は日本人50人、留学生30人で、かなりグローバルな環境で学べます。経済学・経営学の専門科目を含め、全ての講義とゼミは英語で授業を進行します。また、留学生向けの日本語や日本文化が学べる授業もあるので、それをきっかけに日本語能力を身につけるのもいいでしょう。
海外の学校の制度に合わせ、留学生の入学は9月になります。半年の空き期間がなく、順調に大学生活が始まることも利点です。また、1年生の時には国際学生寮に入るため、世界各国の方々と共同生活の中でお互いの文化をさらに理解することができます。
さらに、一年生の春学期におよそ5週間の海外語学実習と海外研修があります。こうした活動を通して、豊かな国際感覚と国際コミュニケーション能力を身につけることを目的としています。このコースに関して、先輩方の経験談もあるので、よかったらぜひチェックしてみてください。
・国際商経学部ホームページ
・国際商経学部デジタルパンフレット
2.神戸大学:国際協力研究科・開発政策特別コース
こちらのコースは、2006年に修士、博士一貫のコースとして設立されました。目標は開発政策と国際社会の現場において実務と研究領域の両方で活躍できる人材を育成することです。主に留学生を対象とする英語コースです。他にも各国の政府職員や大学教員などの社会人学生もいます。修了後、公務員や教員、企業人など幅広い分野での活躍が期待できます。
・国際協力研究科ホームページ
・開発政策特別コースの紹介
3.神戸情報大学院大学:ICTイノベータコース
10月入学のICTイノベータコースは英語で修了できる修士プログラムです。主に、ICTを活用した国際協力、社会開発、社会イノベーションに関する知識と実務を学んでいます。文理を問わず、ICTや国際協力の知識がなくても、基礎知識から勉強できるコースです。
約24の国・地域からの留学生を受け入れています。学生だけでなく、政府機関や国際機関で務めている方や企業でITエンジニアなど、様々な背景の人も受講しています。教員の国籍も中国やコンゴなど様々です。ITで活躍してきた実務家教員のほかに、JICAなどで国際開発に携わってきた専門家教員も配属されています。こうしたグローバルな環境の中で、探究実践をベースにしたカリキュラムを通じて、学んだ内容はどんな分野でも応用できます。修了後には、幅広い分野で活躍できるでしょう。
また、私費留学生に対して、書類や面接審査により、一部の学費免除を実施しています。詳しくはWEBサイトよりお問い合わせてください。
・神戸情報大学院大学ホームページ
・ICTイノベータコースの紹介
以上は英語プログラムを設けている学校・学科の紹介でした。日本語が得意でなくても大丈夫です。英語だけでも神戸留学を実現できます。興味がある方はぜひ検討してみてください。