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「神戸大学×ハノイ国家大学外国語大学附属外国語英才高等学校」説明会・交流会

2023年10月19日(木)、神戸大学にて「神戸大学×ハノイ国家大学外国語大学附属外国語英才高等学校」説明会・交流会が開催されました。

この説明会・交流会には、神戸大学のボランティア学生9名とハノイ国家大学外国語大学附属外国語英才高等学校の生徒7名が参加しました。



第一部 キャンパスツアー
登録有形文化財である神戸大学本館をはじめ人文社会系図書館および各学部棟などを見学しました。また、大学内の生活協同組合では神戸大学のマスコットキャラクター「神大うりぼー」のぬいぐるみなどを購入し盛り上がりました。神戸大学の歴史、学生生活の雰囲気などが感じられるキャンパスツアーでした。

神戸大学は日本の国立大学で1902年に創立し、2022年に120周年を迎えました。
「人文・人間科学系」、「社会科学系」、「自然科学系」、「生命・医学系」の4大学術系列の下に10の学部、15の大学院、1研究所と多数のセンターを有する総合大学です。
約15,900名の在学生中、92カ国/地域から約1,200名の留学生が神戸大学で学んでいることなどが紹介されました。
学生ボランティアによる大学案内は、大学の魅力がたくさん感じられ、高校生はキャンパスの広さに驚いていました。

第二部 説明会・交流会(神戸大学百年記念館)
次に、神戸大学百年記念館の教室で、キャリアセンター・高大接続卓越グローバル人材育成センターの池村先生が神戸大学の国際交流、留学生向け支援、入試情報などについて説明されました。

学生ボランティアのプレゼンテーションはとても興味深く、個性的で、イキイキしている学生生活に魅了されました。



① 学生ボランティア 修士課程 2年生(台湾からの留学生)
神戸大学に留学した経緯、入試の準備、学生生活、研究活動について話してくれました。

「大学で勉強するために必要とされる日本語能力がないことが不安」と質問された生徒に対しては、「日本語能力が十分でなくても、英語と日本語でコミュニケーションを取ることができ、大学院での研究もきちんとできている」と心強い回答をしてくれました。また、大学院修了後は、九州にある企業で技術者として働くことが決まっているとの嬉しい報告もありました。

② 学生ボランティア 学部 1年生
看護を勉強しながら、オーケストラ部でヴィオラを演奏したり、介護施設でボランティアしたりするなど幅広い活動を紹介してくれました。様々な学外活動を学業と繋げることにより相乗効果を発揮し、将来看護分野で貢献したいという夢を語ってくれました。プレゼンテーションの最後にはヴィオラを演奏してくれ、高校生は初めて聞いたヴィオラの音色に聞き入っていました。

③ 学生ボランティア 学部 1年生
2023年7月にインターシップで訪れたモンゴルでの体験を共有してくれました。神戸大学には海外インターシップの制度があり、日本だけでなく世界で働くチャンスを得ることができ、この制度には1年生からチャレンジできると話してくれました。また、世界各国の友達を作り、外国の法律の歴史を学びたいという夢を楽しく語ってくれました。



最後には、神戸大学の学生の皆さんからハノイ国家大学外国語大学附属外国語英才高等学校の生徒さんに折り紙のプレゼントがされました。一方、ハノイ国家大学外国語大学附属外国語英才高等学校からは、刺繍の絵が神戸大学に贈られました。

短い時間でしたが、一緒に楽しく過ごし、互いに刺激し合えた時間になったのではないでしょうか。
今回の説明会・交流会を通じて、神戸大学に留学するという夢を実現したいという強い思いが伝わってきました。
今後も学生間で日越の交流を続けていくことができれば良いと思います。