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外国人市民の生活支援拠点を活用しよう

異国で生活を始めるには言葉、住居、生活上のルールなど、自国と異なることが多くて不安がありますよね。今回はそんな不安の解消をお手伝いしている神戸の施設をご紹介します!

  ―ふたば国際プラザとは?
2024年6月時点での神戸市内外国人住民は全人口の3.8%となっています。神戸市では外国人住民との多文化共生を目指し、在留外国人に様々な生活支援を行っています。その取り組みの一つとして地域とともに進める多文共生の集いの施設「ふたば国際プラザ」が2019年に開設されました。

  ふたば国際プラザでは異国の飾り物や伝統的衣装などと触れ合う機会から、日本語学習などに使えるフリースペースやキッズスペースまで提供しており、誰でも安心して気楽に訪ねられる施設として使われています。


ふたば国際プラザは「ふたば学舎」の入り口から右に曲がって一番奥にあるお部屋です。

―外国人住民に寄り添うプログラムが充実
神戸市内の来日した間もない外国人住民に、自治会などで「外国人住民生活ガイダンス」を開催しています。神戸市で安心して暮らせるよう、生活に必要な情報をゲームなどを通じて楽しく外国人住民に共有しています。来日間もない外国人住民は「言語の壁」の存在も大きく感じると思われますが、ガイダンスではやさしい日本語で実施することを心掛けている他、通訳者のサポートも実施しています。

さらに、外国人住民は気楽に本施設を訪問し、生活や行政手続きなどに関する相談も多言語で受けることが出来ます。日本語を勉強したい人向けに「日本語学習支援」も提供しています。マンツーマンから少人数のグループで受講者のニーズに合わせた日本語学習を実施しています。また新長田巡りや異文化体験などといったイベントも充実しており、国籍や年齢を問わず市民誰でも楽しく参加できます。

 
役立つ情報がたくさん入手できます!

  -利用者の声を教えてください!
留学生や元留学生もスタッフとして働いており、「心強い」という声が多く届いているそうです。多言語の相談体制も整っていますので、気楽に相談できる集いの場として広く活用されています。

 
異文化のランタンなどが飾れているふたば国際プラザの雰囲気

  -最後にふたば国際プラザの特色な事業を教えてください。
外国人留学生が中心として活躍している「多文化ひろめ隊」です。このプログラムでは外国人留学生又は外国のルーツを持っている住民が市内の児童館や小学校で子どもたちに母国の紹介をしています。このプログラムを通じて、子どもたちが異文化に触れる機会を提供し、若い世代に向けても日本人と外国人住民の相互理解を推進しています。

  日本への留学を考えている皆さん、
日本での生活を第一歩から応援する「ふたば国際プラザ」がある神戸市をぜひ留学先として選んでください!