日本へ留学を決めた理由を教えてください。
日本留学の経験がある父に勧められたことがきっかけです。
日本語はどうやって勉強しましたか。
日本語は独学で学びました。日本の漫画が好きで、漫画から日本語を学んだので、最初はリスニングが難しく感じました。その後、韓国で日本語能力試験と日本留学試験を受験し、神戸芸術工科大学に入学しました。
神戸を留学先に決めた理由は何ですか。
ソウル出身の僕にとって、東京はソウルに似ていたため、留学先はもっと異国を感じられる場所にしたいと思っていました。また、関東より関西がよかったことや、高校時代に神戸を旅行したことがあり、神戸の雰囲気が好きだったことから、神戸芸術工科大学を留学先に決めました。
神戸芸術工科大学はどんな大学ですか?
まず、設備が素晴らしいです。コンピュータールームには最新のソフト、スペックのいいパソコン、スキャナ、プリンタなどが揃っており、イラストレーションを専攻する僕にとっては非常に魅力的な環境です。また、ゼミ室や作品を展示できるラウンジや「ギャラリーセレンディップ」なども完備されていて、勉強がとても楽しいです。
他学科の設備も非常に整っています。例えば、生産・工芸デザイン学科には、木工、金工、プラスチック加工など、さまざまなラボラトリーがあり、日本の大学の中でもとても充実しています。さらに、立地も良好です。地下鉄学園都市駅から徒歩7分、僕の住んでいる場所からも20分ほどで通える距離なので、とても便利です。
他学科の設備も非常に整っています。例えば、生産・工芸デザイン学科には、木工、金工、プラスチック加工など、さまざまなラボラトリーがあり、日本の大学の中でもとても充実しています。さらに、立地も良好です。地下鉄学園都市駅から徒歩7分、僕の住んでいる場所からも20分ほどで通える距離なので、とても便利です。
神戸芸術工科大学ではどんな勉強をしていますか。
僕はビジュアルデザイン学科イラストレーション・絵本創作コースを専攻しています。元々はモーショングラフィックスに興味がありましたが、グラフィティを専門とするゼミの先生と出会い、アーティストとして自分の個性やアイデンティティを表現できるイラストレーションに魅力を感じました。これはまさに「セレンディピティ(偶然の幸運)」だと思っています。
このグラフィティは3年前にゼミの先生が作成した作品ですが、この3年間学生が一週間ごとにスプレーで上書きし新たな作品を生み出しています。ゼミでは、共同で作成した作品を展示したりしています。制作だけでなく、作品分析を通して自分の芸術性を磨けるので、今の専攻にとても満足しています。
安さんの作品を紹介していただけますか。
こちらが僕の作品です。社会の人々を表現したくて描きました。先生と相談して、「迷っちまったよ、足」というタイトルに決めました。この作品は、制作に約1週間かかり、今年の7月に開催された「VA3ARTSHOW」の展示会に参加しました。
日本に来て、挑戦してみたエピソードを教えてください。
神戸芸術工科大学には、8か国12大学で海外のアートやデザインが学べる交換留学制度があります。その中でも、ドイツの名門芸術大学、ベルリン・ヴァイセンゼー美術大学への交換留学に挑戦しました。この大学は韓国の大学と提携していないため、神戸芸術工科大学の学生としては貴重なチャンスだと感じていました。
現在、結果を待っているところですが、どんな結果になっても満足できるポートフォリオを作成することができました。これだけで挑戦した意味があると思っています。
現在、結果を待っているところですが、どんな結果になっても満足できるポートフォリオを作成することができました。これだけで挑戦した意味があると思っています。
将来の夢を教えてください。
僕はK-POPが好きなので、将来は芸能事務所でビジュアルアートディレクターとして活躍したいです!
神戸の好きなところを教えてください。
三宮のデザートが美味しいカフェに、よく友達と行っています。その他、韓国にはチムジルバンがあるように、神戸でもいいサウナや温泉がありますので、サウナと温泉も楽しんでいます。僕は個人的に神戸市北区にある有馬温泉が好きです。
留学を考えている人へメッセージ。
神戸は異国的で魅力的な留学先だと思います。特に夜景が素晴らしく、家族や友達が遊びに来た時に案内できるスポットもたくさんあります。神戸なら、きっとたくさん素敵な「セレンディピティ」に出会えるはずです。