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外国人留学生も大活躍!多文化フェスティバル深江2024


(神戸大学のインドネシア人留学生アディティアさんと流通科学大学のベトナム人留学生のミンさん)


2024年10月27日、国際交流ができる場として、地域の皆さんに愛されるイベント「多文化フェスティバル深江2024」が神戸市で開催されました。特に注目を集めたのは、神戸市に住む外国人留学生たちの活躍ぶりでした。

本フェスティバルではCafé Tabunka Glocal Talk Sessionが開催され、留学生を含む外国人住民が中国、インドネシア、ベトナム、パラグアイなどの自国の紹介をしながら、地域の人々とお話ししました。地域の人々が異なる文化と習慣を理解しあい、共に楽しむ場となりました。


(ミンさんが「イマドキのベトナム若者文化」を発表する様子)

ベトナムのコーナーでは、流通科学大学のベトナム人留学生ミンさんによる「イマドキのベトナム若者文化」の発表がありました。このセッションでは、ミンさんが自国の現代文化や若者のライフスタイルについて、地域住民に向けて紹介しました。注目すべきは、彼が外国人住民として神戸で生活する際に直面した問題や、地域住民がどのようにサポートできるかについても触れた点です。例えば、神戸のごみ分別ルールに困った外国人住民に対して、地域の日本人住民が「やさしい日本語」を使って教える提案をしていました。

ミンさんは、初めてこのような場で自国の文化について話すことにとても緊張していたと話していましたが、参加者の温かい態度や真摯な質問に励まされたとコメントしています。このような取り組みは、外国人住民の日本社会への適応を助け、地域社会の一員としての自覚を深めてもらうことに繋がります。

多文化屋台と国際的な食文化

フェスティバルには、「多文化屋台」も登場し、参加者はさまざまな国々の料理を楽しむことができました。韓国、タイ、パラグアイ、ブラジル、ネパール、中国など、世界各国の本格的な料理が一堂に会し、食を通じて異文化を体験することができました。特に、ミンさんもパラグアイの屋台で料理のお手伝いをしており、その活動を通じて他国の文化についても知識を深めました。地域住民はもちろん、他の外国人参加者とも交流を深め、異文化を互いに尊重し合う時間を楽しみました。


(パラグアイの屋台で接客しているミンさん)

食文化は、言葉や文化の壁を越えて、人々を繋げる力を持っています。今回のフェスティバルでは、食を通じて異なる国の文化を直接体験し、参加者同士が共感し合う貴重な機会となりました。

体験型アクティビティも充実!

フェスティバルでは、食文化だけでなく、さまざまな体験型アクティビティも大きな盛り上がりを見せました。例えば、民族衣装を身にまとって異文化体験をするブースや、ラテンのリズムで体を動かす「ZUMBA」、フィンランド発の「モルック」ゲームなど、参加者全員が楽しめるアクティビティも盛りだくさんでした

また、環境をテーマにしたユニークな体験もありました。神戸市環境局が主催した「環境釣り堀」ゲームでは、遊びながら地域への理解と環境への意識を高め、持続可能な社会づくりに貢献することができる素晴らしい取り組みでした。


(環境釣り堀に挑戦!)

ミンさんもこのゲームに挑戦し、楽しみながら地域の環境問題について考える貴重な時間を過ごしました。このように、フェスティバルは単なる楽しいイベントにとどまらず、地域社会にとって重要な学びの場にもなりました。

異文化が溶け合う街「神戸」

神戸市で開催された「多文化フェスティバル深江2024」は、地域の外国人住民と日本人住民が一堂に会し、食、体験、対話を通じて互いに理解を深める機会となりました。

神戸は、多様な文化が共存する魅力的な都市であり、留学生にとって学びや成長の機会が豊富にあります。異文化交流を通じて、言語や文化の壁を越えた友人を作ることができます。さらに、地域の人々が温かく迎え入れてくれることで、留学生は安心して生活し、学ぶことができるでしょう。海外への留学を検討している皆さん、ぜひ異文化が溶け合う街「神戸」で、留学の夢を叶えましょう!