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甲南大学を知る!神戸にある「ミディアムサイズの総合大学」の魅力とは?

神戸にある甲南大学は、「ミディアムサイズの総合大学」として知られています。多くの学生がその特徴に惹かれ、甲南で大学生活を始めることを選びました。今回は、学校紹介と在学生インタビューを通して、ミディアムサイズの総合大学ならではの魅力をご紹介します。

甲南大学について

甲南大学は、100年以上の歴史を持つ神戸市の私立総合大学です。文学部や理工学部、経済学部など、計8学部14学科1学環と4研究科があり、幅広い分野の知識を深めることができます。メインキャンパスである岡本キャンパスは、緑豊かで居心地の良い住宅街にありながら、三宮まで約20分・大阪まで約30分という利便性の高い立地です。



甲南大学は約9,000人の学生を抱えていますが、「学生一人ひとりの顔がわかる少人数教育」を基本としています。ゼミや研究室では人数が絞られるため、教員と学生の距離が近くて、密なコミュニケーションを取ることができます。学生の成長や学習状況をより丁寧にサポートしています。

また、キャンパスも広すぎず、狭すぎず、ちょうどいい大きさです。近年では、新たな施設「KONAN INFINITY COMMONS(愛称:iCommons)」も整備され、食堂や部室、学生ラウンジだけでなく、トレーニングルームや学生同士で利用できるキッチンなど、多目的で充実した空間が整っています。学生生活の拠点として、学生の間で大人気です。



それでは、実際に甲南大学での学びや生活はどうでしょうか。学校生活の実態を掘り下げるため、留学生の王浩宇さんにいろいろ聞いてみました。在学生の経験談から、甲南大学ならではの魅力を探ってみましょう!

◆在学生インタビュー:文学部歴史文化学科2年生 王浩宇さん



どうして甲南大学の文学部歴史文化学科に入学したのですか。

もともと大学では日本の歴史を学ぼうと考えていました。そして、Webオープンキャンパスの模擬講義を通して、アラビア地域と日本がモンゴル襲来にもつながりがあるという新たな視点から、歴史の興味深さを再び感じて、甲南大学で多くの学びができそうだと感じました。また、「歴らぼ」の活動があることも、入学の一つの決め手となりました。

「歴らぼ」はどんな活動ですか

歴史文化学科の学生が自主的に、古文書や近代史料など、自分の興味があるテーマで文章を読んだり、一緒に資料を交換したり、議論したりしています。必要に応じて、現地見学も行います。クラブ活動のような雰囲気で、とても楽しいです。

また、「歴らぼ」は本当に自由な場所です。学生たちが興味を持っているテーマを先生に提案・相談したうえで、それを実現することがよくあります。このボトムアップ式の学習環境は、甲南独特の雰囲気だと思います。



今は何を勉強していますか。

ゼミに所属し、古代中世史を中心に勉強しています。具体的には、僧兵(そうへい)という武装した僧侶の歴史に焦点を当てています。また、アラビアやヨーロッパの歴史の授業も受けているので、様々な地域の歴史を比較しながら学ぶことが楽しいです。

歴史文化学科の他にも、経済学部の授業を履修したことがあります。甲南大学では、歴史だけでなく、他の分野も学べるので、異なる視点から歴史を分析できるのはすごくいいと思います。

   

甲南大学で勉強してみて、どのように感じていますか。

以前よりも物事を多角的で立体的に考えることができるようになったと感じています。また、先生との距離が近く、友だちみたいな感覚で(笑)、質問も非常にしやすいし、先生も常に親切に回答してくださいます。先生との距離感の近さは、他の大学と比べてもめったにないかなと思います。

それに、学部のゼミは人数が比較的少なく、大学院のゼミのようにも感じます。大体10~20人くらいですね。一般的に、このくらいの人数の学部ゼミはあまり見られないのではないかと思います。

普段、どんな部活に参加していますか。

古美術研究会という部活です。日本の伝統文化や美術についていろいろ勉強しています。毎年、学生たちで1つのテーマを決めて、一緒に研究する感じです。例えば、去年のテーマは仏像でした。博物館や京都と奈良のお寺に行って仏像を見学し、史料と実物を比較して勉強することで、さまざまな知識を得られるのは本当に楽しいです。



学校の好きな場所はどこですか。

やはり歴史文化学科の図書室です!ここではよく本を読んだり、昼ご飯を食べたり、学部の先輩たちと交流したりしています。学校の図書館と自習できる場所にもよく行きます。



王さんのお話から、学業や課外活動に限らず、彼が甲南大学での生活を非常に満喫していることが感じられます。一人ひとりの顔が見える少人数教育を基本とする甲南大学では、キャンパスのサイズも広すぎず、狭すぎず、ちょうど良いスケールで施設がレイアウトされていて、学生たちの学習や生活のニーズを細かくサポートすることができるという点が、「ミディアムサイズの総合大学」最大の魅力と言えるでしょう。

◎王さんの神戸での留学生活がもっと分かる!

「日本の伝統に魅了され、将来は研究者に」